Google Developer Day 2011に参加してきました
私Repy提供の連続バーコードリーダーや日本語フルキーボード For Tabletをダウンロードして使ってくださっているみなさんのおかげで今年も行くことができました。ありがとうございます。これからも便利なアプリを開発していくつもりなので、よろしくお願いします。 今年のGoogle Developer Dayの特徴はやっぱり缶バッヂ企画でしょう。最初に同じ種類の缶バッヂ10個を配布され、開発者との交流で別の種類の缶バッヂと交換して、いろいろな種類の缶バッヂを集めるというものでした。つまり、GDDはセッションがだけではなく、開発者の交流の場でもあるということです。自分も数人の開発者と交流しました。 かといって、メインはやっぱりセッションです。今年はAndroidメインで参加しましたが、あんまり変わったネタはなくすでにリリースされている内容が大半でした。 今回学んだことは、パーミションとプライバシーに関しては特に注意が必要ということです。 例えば、日本語フルキーボード For Tabletではインターネットアクセスとインプットメソッドの2つのパーミションが付いています。この2つのパーミションがあれば、インプットメソッドでユーザーさんが入力した内容を取得し、インターネットアクセスで悪意のあるサーバーに投げ、ユーザーIDやパスワードを不正に収集することができます。つまり僕がやろうと思えば、ユーザーさんのIDやパスワードを入手することもできます。 しかし、この2つのパーミッションのどちらかでも削ると日本語フルキーボード For Tabletは成り立ちません。こういう時にはプライバシーポリシーを公開することで、ユーザーの不安を少し和らげることができます。 今回、GDDに行ってきたあとインターネットアクセスのあるアプリにポリシーを策定しました。それぞれのアプリによって異なるのでマーケットの各アプリの説明をご覧ください。 よく見るとマーケット内には危険な可能性のあるアプリが多いことがわかる。そのうち本当に危険なアプリはどのくらいだろうか。また、セキュリティソフトは反応するだろうか。Android用セキュリティソフトではOSの設計上、上記のようなスパイウェアを認識できないと考えているので、僕は使っていない。