Google App Engineの料金体系の変更

Googleは今年中にGoogle App EngineをPreviewから正式サービスに昇格させる。またそれに伴い、大幅な料金体系の変更を行うと明言している。

一番の変更点は、CPU時間(CPU使用量)からインスタンス起動時間への変更である。
何が変わるかというと、インスタンスが起動していても使用されなければ料金は増えなかったが、インスタンスが起動していれば課金されるようになる。
つまり、1分に1回程度定期的にアクセスがあるサイトだと、従来はアクセスされたときのみ課金対象だったが、常時課金対象となる。無料で使用するユーザーには今後厳しくなるかもしれない。

Paid Appsのルール変更も行われる。アクセスが少ないときは無料で多くなったときだけ超過料金を支払っていたユーザーは要注意である。Paid AppsをONにしているだけで月9ドル料金が発生するようになる。かわりにSLAが付くようになるが、個人利用者の大半が9ドル払うのならVPSに移行するというだろう。

"課金体系を変更する前に、新しい課金体系ではコストがいくらになるかどうかを確認できるような機能を提供する予定です。"とGoogleさんが言うのでそのあと考えてみようと思う。

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